お久しぶりですコイズミです。
ここの所出張続きで厳しいですが、何とか作業は細々続けいています。


この前、少し模様替えした際に今まで使っていたフィラメントのドライボックスが大きす
ぎて邪魔になったので1回り小型の物を再制作しました。

以外に3Dプリンターを使ってる方で湿気を気にしない方もいる様なので、フィラメントの
ドライボックス効用を書いてみます。
ご存じの方は、生暖かい目で読み飛ばしてください。

「フィラメント ドライボックス」でググると山ほど作例が出てきます。
これを使うと何がいいかと言うとプリントの失敗する可能性が減る事です。
基本フィラメントは湿気に弱いので使わない時は外して密封してドライBOXに保管してお
いた方が良いのですが毎日少しづつ使ったりする時等には交換が面倒なのでプリンターに
供給できるタイプのドライBOXがほしくなります。



プリントの失敗する可能性が減る理由は、以下の通りです。
フィラメントは吸湿すると体積が膨張しノズルから垂れたり強度の低下を招きます。
ですので出来るだけ吸湿しないように保管する必要があるわけです。
(程度によりますが吸湿したフィラメントを強制乾燥させて復活させることもできます。
 こんな機械も売ってます。
 https://3dprinter.idarts.co.jp/items/15504160
 ちなみに金型成型で使うペレットも吸湿したものを使用前に強制乾燥させます。)

で作ったのはこんな感じ。
(箱の蓋に穴をあけて継ぎ手をねじ込むだけなので作るというほどのこともないです。)




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必要な材料は

一応でも機密な適当な箱。高さが25cm以上は必要
Φ4ワンタッチ継手 1個以上
Φ4-2PTFEチューブ1m程度
除湿剤(シリカゲルでも押し入れの除湿剤でもOK)
湿度計
フィラメント ホルダー(今回ネットで見つけたものを出力して使用)

大体2000円ぐらいで出来ると思います。
結構便利なのでお試しください。